FC2ブログ

マシュマロ 9話

 「お前なんか本当のカマになってしまえばいい、そして僕以外の男に媚びへつらうとイイ!」
ーーーえ?
 「あんなに調子良くへらへらと笑ってーーーああ、腹が立つぞ!」
 「へっ?あんたもしかして」
探偵が横を向いてしまった
 「ーーー妬いてました?」
 「五月蠅い!妬いてなんかいないぞッ、僕が焼くのは餅だけだ、いや、秋刀魚や鰯も焼けるぞ!」
益田は榎木津を思わず抱き寄せた。
 「嬉しいです、凄く」
 「うーーー妬いてなんかーーー」
益田の方から口づける。榎木津は受け入れ、益田は口づけを深くし、強く吸う。
 「う・・・ンッ」
 「お情けで、情を頂いているんだと思って居ましたよ、今もそうかも知れないですけどね」
 「---情けとかじゃないぞ」
今度は榎木津の方から口づけた。
 「ああ、榎木津さんッ」
角度を変えて、薄く開いた榎木津の唇から舌を侵入させる。舌先が触れ合った。
 「ふ・・・マスヤマ・・・」
榎木津は鬘を被ったままなのを気にして取ろうとするのを益田は止める。
 「おい、変態」
 「ケケケ、お互い様ですよ、僕ァシュチュエーションフェチですからね、お忘れですか?僕だけ女装なのは嫌ですよ、あんたは鬘だけなんだから良いでしょ?」
 「おま・・・えッ」
何だか言う前に再び唇を重ねる。舌を絡めると、常に無く、榎木津の方から舌を絡めて来た。
益田は強く榎木津の身体を抱く。
 「ンンッ・・・」
甘い声が漏れる。
 「はあーー榎木津さん、僕はもうーーー」
身体を密着させているので益田の張り詰めたものが榎木津の腹に当たっている。
 「マスヤマーーー」
上気した艶やかな表情で(間違っているが)名前を呟かれて益田はうっとりとその美しい顔を両手で包み込む。ふいっと榎木津はその手から離れた。
 「榎木津さんーーーああ」
榎木津の唇が益田の首筋を這ってゆき、時折ちゅっと口づける。掌は益田の胸元を這わせ、そっと益田自身を掌で包み込む。
 「アッ、榎木津さ・・・ん」
榎木津は益田のスカートを捲り、上下に張り詰めた部分を擦る。榎木津は屈み込み唇を益田の下腹部へと辿り着くと硬くなった部分をその口内へと導いた。鬘の髪がさらりと滑り榎木津の顔を引き立てる。
 「アッそんなーーー榎木津さ・・・」
形の良い、綺麗なさくらんぼの様な唇が益田を咥えている。長い髪を片手で掻き上げて座り込んでいる益田に榎木津は身体を屈ませて、口に含んで上下に榎木津は動く。
 「あっ、駄目ですッて・・・あんた、そんな事しちゃあいけませんッアアーーッ」
榎木津は口を離し
 「何でだ、お前言ったじゃないか、僕ばっかりってーーーそんな事はナイぞ、僕だってこんなことぐらい出来る」
そう言いながら、頬は柔らかな紅を差している。目が合うと、逸らされる。
再び口内に含むと括れや割れ目に舌を這わせきゅっと唇できつく締める。
 「ア、駄目ですッそんなーーーああっ」
視覚と気持ち良すぎる刺激に益田は既に限界だ。ちゅぽっと音を立てて口を離すと袋の部分を舐めて口に含む。益田の太腿に長い鬘の毛が当たりくすぐったくて、それも心地良く感じる。
 「アアッ・・・もう駄目ですッ榎木津さんッ」
駄目だ。良すぎて達してしまう!そう思った瞬間再び益田を口内へと含まれきゅっと敏感な先端を唇で絞められる。
 「あっあああッーーー榎木津さんッーーー」
抑える間もなく達してしまった。はあはあと荒い息を吐き、一瞬頭の中が真っ白になった益田は、ぐったりと身体を弛寛させる。虚ろな視界に眉根を寄せた榎木津がごくりと喉仏を上下させるのが見えた。
ああ、飲み込まれてしまったーーー僕のーーー。
 「大丈夫ですかーーああ、そんな事しなくていいのに、---しちゃあ、駄目ですッて!」
ふん。と顔を赤くし乍ら眼を半眼にし乍ら言う。
 「お前に出来て僕が出来ない訳が無い。---嫌だったか?」
 「嫌な筈無いでしょう?嬉しいですよ、とてもーーーでもなんか」
あんたを穢してしまった様で嫌なんです。
そう言って榎木津を引き寄せて抱き締めた。
 「別に穢れてなんてないぞ。」
 「無理しているじゃないですか」
 「無理なんてしていない。したかったからしただけだ!」
その言葉に感動して益田は唇を重ねた。生々しい味がしたがそれも興奮の材料にしかならない。益田はそのまま榎木津を仰向けにする。もう、止まらない。
 「いい、ーーーですか?」
 「ば、馬鹿ッーーー聞くな」
そう言うと榎木津は益田の背中に腕を廻した。
 「はーーーんッ」
しつこいほど口づけをし、舌を強く吸う。支那服の上から掌を這わせれば、胸の突起に触れる。
 「アンッ」
とんでもない声が上がり、榎木津は口元を手の甲で押さえる。益田はその手に舌を這わし、やんわりと外させる。胸の突起は指先で捏ねる。
 「ンッーーーマスヤマーーーッ」
身体を重ね合う事にお互い慣れて居ない。こんなに甘い声を立てる榎木津は初めてで、益田は頭がくらくらする。支那服の裾から手を入れ直接肌に触れる。
 「あ・・・馬鹿ーー灯りを消せ」
さっき散々益田にした事を考えると今更何をと思ったが、明るい所で自らの肌を晒すのが嫌なのだろう。益田は立ち上がって照明を消した。窓から差し込む灯りだけのモノクロオムの世界を作る。その中で、榎木津だけは色付いて見えた。
再び榎木津に覆い被さり、首筋を跡が残らないように吸う。
スポンサーサイト



益榎 | コメント(0) | 2018/08/20 11:48
コメント

管理者のみに表示