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マシュマロ 10話

ほっそりとした喉に続く肩を甘噛み、支那服をたくし上げ、夜目にも淡い色を掃いている胸の突起を口に含んだ。
 「はっ…あ・・・」
榎木津は目を瞑り長い睫毛を震わせた。綺麗だと、心底益田はそう思う。榎木津の容姿に惹かれて愛してしまった訳では無いが、こうしてみると男も女も皆、この人の美貌に惹かれるのが良く解る。
胸の突起の片方を舌先で転がして、もう片方は指で抓むと背を逸らせる。
 「ン…マスヤマ・・・」
益田の髪を引っ張る。纏められていた髪留めが取れ、髪飾りがポトリと榎木津の胸に落ちる。薔薇の花飾りのそれは榎木津の白い肌に良く映える。
 「やっ・・・そこばかりーーーんっしつこいッ」
胸への戯れを続けていると、身体を捩じらせて抗議の声を上げる。花飾りが肌から滑り落ちた。益田は舌先を滑らせて、下腹部へと到達すると、榎木津のズボンに手を掛けて下着ごとずり落とした。
 「アーーー」
羞恥を含んだ声が上がる。一気に引き下ろして両足から脱がすと、益田も服を脱ぎ始める。時折榎木津の晒された脛や足先を唇や舌を這わせ乍ら服を全て脱ぎ棄てた。
足の甲に舌を這わせるとビクリと長く白い足が震えた。足の甲から腿にかけて舌先を滑らせると
 「あっ・・・マスヤマ・・・もうッ」
榎木津が焦れて足をばたつかせる。
 「榎木津さん」
宥める様に太腿を撫で乍ら、兆し始めた花芯を口にする。同じ男とは思えない程、そこは綺麗な色艶をしている。
 「ハァーーああッヤッーーーマスヤマ」
閉じようとした脚を開き、つうっと先端から括れを通り袋を口に含む。
 「アアッ」
甘さを伴った声が益田の耳に届くと直ぐにでも行為に及びたいと思うが堪える。
舌先が奥まった蕾を突つく。
 「ひゃ、やめーーーマスヤマッ」
身体を捩って逃れようとする榎木津を抑える。
 「駄目です、ちゃんと慣らさないと」
舌で舐め指を差し入れる。
 「ううーーン」
辛そうでいて、どこか艶めいた声を立てる。硬いそこが少し柔らかくなり、入り口はヒクつき始めた。指を増やし、襞を指の腹でなぞる様にすると、きゅっとソコが締まった。
 「アアっ・・・マスヤマ」
 「・・・ッ榎木津さーーー」
蕾に自身を押し当てて、榎木津の脚を大きく広げさせて押し入る。
 「アアアッーーーッ」
 「えのきづさーーッ」
内は熱くて気持ちが良い。もう少し慣らせば良かったと思う程狭いが、既に先端が這入って中程まで埋没させてしまった。
 「だ、大丈夫ですか・・・?」
 「ウン・・・」
返事とも呻きともつかぬ声が漏らされる。
榎木津は眉を潜め睫毛を震わせて耐えている。長い髪の鬘が広がり、その姿を悩ましく彩る。
 「榎木津さん・・・」
益田は榎木津の身体を強く抱く。
 「ああっ・・・」
奥深く這入り込まれて榎木津は益田の身体に腕を廻し、耐える。痛みの奥からじわじわと快楽が押し寄せて来る。
益田は唇を重ね合わせて、榎木津の瞳から零れ落ちた涙を両手で頬を包み込み、掬い取った。
 「・・・ごめんなさい」
 「あっ、謝るくらいなら・・・するなッーーアアッ」
 「そ、そうですよね、ははっ・・・あっ、榎木津さん、動いて良いですか?」
 「う、ウンーーゆっくりしろ・・・」
その言葉通り、ゆっくりと突いた。
 「アッ―――アッ」
 「はあーーー」
襞が益田を締め付ける様に蠢くと堪らず強く突き上げた。
 「あああッーーアン」
榎木津の腕が益田にしがみ付く様に絡ませられる。快楽に浮かされた瞳が益田を見上げるのが酷く色っぽい。
 「アアっ榎木津さんッ」
一度、入り口まで引き、一気に奥まで貫いた。背が弓なりに反り返り、大きな瞳が開かれる。
 「あああ、マスヤマッ」
益田は榎木津の華奢な身体を強く抱き乍ら突き上げる。
 「アッアッアッーーーマスヤマーーッ」
襞が蠢いて締め付けられて、益田は呻く。
 「榎木津さんッ」
榎木津の両手を己の両手に繋ぐと内壁を擦りつける様に腰を進める。繋がって抱き合って居る感覚に益田は涙を流す。
 「---ナキヤマ」
 「嬉しいんですよーーー僕は榎木津さんとこうして居られる事が」
 「変態」
 「いや、そのう、いやらしい事じゃなくて・・・ああっ」
背筋からゾクゾクと快感が押し寄せる。強く深く突き上げるとクラクラする。
 「あっ・・・マスヤマーーーもうーー」
 「アアッーーー僕も限界です」
一気に昇り詰めた。
榎木津の内で弾け、榎木津は自らの腹を汚した。お互い、息が整うまで抱き合って居た。
 「---榎木津さん」
 「んーーー?」
 「一緒に溶けちゃいましたね」
 「---フン」
不機嫌そうな顔をして益田の付け睫毛をびりっと乱暴に剥がす。
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益榎 | コメント(0) | 2018/08/21 11:46
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