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マシュマロ 11話

 「いてっ」
益田は涙目になる。
 「この変態め」
 「そりゃ、こんな事して変態でしょうがね、僕はあんたが好きだからこんな事するだけであって、けして疚しい気持ちは無いですよ」
益田はそう言ってちゅっと榎木津の手の甲に唇を押し当てた。
 「あんたは嫌ですか?」
榎木津は横を向く、顔が夜目にも赤く染まっている。
 「嫌じゃない・・・・」
だが、恥ずかしいーーーと言葉に出さずに心の中で呟く。益田は何も言わない榎木津に苦笑して、呟くように言う。
 「そうですか」
 「おい、うっとおしいから外すぞ、とんでもない変態じゃないかッ!」
鬘を外そうとするのを益田は止める。
 「おっと、もう少し・・・どうせ僕は化粧しているしお互い変態でいいじゃァないですか。」
折角の機会なので、もう少し麗しいその姿を見て居たい。
 「何言ってんだお前」
 「おっと」
身体を反らせた益田につられて榎木津は上体を起こした。
 「アンッ」
とんでもない声が上がった。まだ繋がった状態で益田の腰の上に乗り上がってしまったのだ。
 「ああ、榎木津さん」
 「ばっ馬鹿!なに大きくしてんだっアアッ」
益田は思わず下から突き上げた。
 「あっやアッアアッ」
支那服を捲り、胸の突起に触れると指先で転がす。もう片方は口に含んだ。
 「やーーーマスヤマ」
強く抓み上げると突き飛ばされた。
 「いてーー酷いなぁもう」
畳の上に益田は転がる。益田を見下す様に榎木津は腕を組む。
 「フン、いい眺めだ、いつも僕を組み敷いている報いだ!」
こうしてやろう。と言い益田の上で腰を動かす。
 「あっ、榎木津さんーーーそんな」
 「アッーーーどうだッ」
榎木津は益田の上に乗り責め立てるかのように腰を動かす。
 「あっ・・・うん・・・あっ・・・ふっーーーウッくっーーー」
 「アアッ榎木津さん、とてもイイですッ!」
下から益田が突き上げる。
 「アッーーーお前は・・・動かなくて良いからっ・・・」
 「だって榎木津さんこんなのっ」
ヨ過ぎる!何、このいやらしい、天国の様な感覚。上に乗っている艶めかしい天使は乱れて常に無くこういった行為にノッテ居る。
 「アーーーンッ」
榎木津が腰を揺らすと益田は
 「はあっ榎木津さんっ」
背を反らす。その動きで奥深く突き上げてしまった。
 「あっ馬鹿ーーーやっあんっうっ動くなッ」
 「無理、無理ですッてこんなの」
滅茶苦茶下から突き上げた。
 「はぅ・・・あああッマスヤマ」
髪を振り乱して益田の上の榎木津は乱れた。
 「ああ、綺麗です榎木津さんッ」
 「ンッーーーマスーーもうッ」
榎木津は益田に上体を預け身体を震わせた。身体を抱き寄せ乍ら益田は
 「榎木津さんーーー一緒に」
両手をお互いに繋ぎ、強く突き上げた。
 「あっああああッ!」
 「榎木津さーーーッ」
二人で極みに登りつめた。


榎木津の頬に濡れた涙を舌で舐め取り、益田は金ちゃんの店に置いていた、己の鞄の中から手拭いを取り出してきて後始末をした。
 「ンンッーーー」
 「ごめんなさい、少し我慢して下さいね」
蕾に指を差し込み、濡れた内部を綺麗にする。脱がせた下着やズボンを履かせる。
榎木津の顔を情けない顔をし乍ら覗き込む。
 「嫌でした?」
榎木津は顔を逸らす。
 「お前と抱き合うのは嫌では無いーーーでも、あまりこういった姿を見せるのは嫌だ。お前が調子に乗るからな」
 「つまりーーー恥ずかしい、と?」
 「フン。寝るぞ、僕は眠い」
益田は化粧を落とし、元々着ていた服に着替えて、榎木津の直ぐ横に横たわる。榎木津も鬘を外した。散々恥ずかしい行為をしていてこんな事を思うのは、我ながらどうかと思うが、もう少し榎木津の気持ちを考えて良かったと思う。自分の思いを押し付けてばかりで戸惑っていたのかも知れない。
僕が襲われそうになった時、わざわざ鬘を被ってまで助けてくれた。---更に積極的に榎木津の方から行為に応じてくれた。
ーーー充分だ。むしろ過ぎるくらい。
横を向いて寝ているその髪に口づけをして益田は
 「榎木津さん、僕は心底あんたに惚れています」
榎木津は寝入ってしまったのか、答えない。
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益榎 | コメント(0) | 2018/08/22 11:36
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